BL受け攻め文化結局なんなのか問題

どーーしてBLのオタクはこんなにも受け攻め固定非固定リバ等セックス・ポジションを重視するのか、人間性や関係性に対する解釈がなぜセックス・ポジションの話になるのか、BLのオタク達にとってセックス・ポジションがなぜそこまで核心的なものであるのか?B…

リメイク版『サスペリア』と「邪悪」なフェミニズム

ルカ・グァダニーノによるリメイク版『サスペリア』観てきたんですが、「監督はフェミニズム運動をリスペクトして作ったと言ってるが……」という前評判を聞きリベラルぶって内実全くリベラルではないおじさんあるあるみたいな感じかな〜と思っていたらそんな…

「ねじれた表現」としてのBL

BLには女性ジェンダーの苦しいあれこれが刻み込まれており、でもそれはわかりやすくストレートな怒りや抗議の表明ではなくてたとえば受け攻めや性暴力や生殖関連言説の描き方といったところに歪んだ形で表出していて、その歪みをわたしはしんどがりつつ愛し…

マジョリティと責任の問題

これはわたしの観測範囲の問題かもしれないんですけど、最近のインターネットを見ていてよく思うのが、「マジョリティである」と認識することの難しさです。 ひとはいろんな属性を同時に持っているので、ある場面ではマジョリティだけど別の場面ではマイノリ…

ディズニー映画とポリコレ、それはそれとして

ディズニーは呪いをかけるのと呪いを解くので二度稼いでる。こう言ったからといって、別に呪いを解くことを否定しているのではないし、呪いを解かれて勇気付けられることの意義を大切に思っていないわけでもない。でも、別の角度から見たらやっぱり二度稼い…

リスロマンティックと語り口の問題

「ぬいぐるみペニスショック」という言葉をタイムラインで見かけ、ぬいペニショックが説明する「恋愛感情を向けられると想定していない相手に恋愛感情を向けられることがもたらす嫌悪感やショック」って、蛙化現象よりもうまくリスロマンティックを説明でき…

『やがて君になる』あるいは異性愛主義/百合の可能性について

『やがて君になる』という作品は、「恋愛感情がわからない」ことに不安と孤独感を覚えている女の子(侑)と「恋愛感情は理解したけれども片想いだけしていたい」という女の子(燈子)のお話です。 やが君において、人を好きになる気持ちは「当たり前」でも「…

(狭義の)恋愛じゃないカプがすき

いわゆる「恋愛」の固定概念に抗う表現というものがあります。 それはたとえば、(狭義の)恋愛ではない強い絆、完全に恋愛であるとも友情であるとも言い切れない、よくある形に当てはまらないなんとも言い難い「巨大感情」や「名前のつけられない愛」「ブロ…

フィクションに対する政治的批判(雑感)

まあわたしの観測範囲の問題かもですが、オタクコンテンツはインターネット政治(ツイッター)で本当に頻繁にガンガン燃えており、一体これは何なんだろう?と思います。 いわゆるいかにもオタク的なアニメや漫画といったコンテンツに限らず、洋画をはじめと…

映画『テルマ』感想

北欧ホラー映画『テルマ』を観てきたんですけど、ダークな『アナと雪の女王』だな、と思いました。アナ雪がはっきりと明示的には描かなかったセクシャリティの問題を全面に出したものと感じました。以下はちゃめちゃネタバレです。 『テルマ』はレズビアンの…

『リズと青い鳥』感想まとめ

ふせったーでワアワア騒いでいたのをまとめて再掲しました。リズ青は最高! *************** 2018/5/4 11:24 「みぞれのオーボエが好き」のシーン、みぞれに抱きつかれて好きなところを列挙され、さいごに「希美の、希美の……」って言われてる…

「愛」の語り口

同性間のつよい絆が描かれた作品に対して、「これはゲイ/レズビアンなんかじゃない、愛なんです」と言いたがる層、けっこういて、いつも嫌な気分になる。 たとえば、「決してLGBTや同性愛がテーマなのではなく、ある女性二人の純粋無垢なラブストーリー」み…

恋愛対象と性的指向が食い違うことの意味について

everydayfeminism.com Here’s What It Means When Your Romantic and Sexual Orientations Are Differentの翻訳です。以前別のブログで出していたのを再掲。ざっくり訳なので、間違ってたら教えてください。 ************** 性的に誰かに惹か…